小学生が習う漢字は全何字?学年別一覧と効果的な学習法を完全解説

子どもの習字と学習サポート

「小学生って全部で何個の漢字を習うの?」「うちの子、漢字が苦手で困っている…」そんな疑問やお悩みをお持ちではありませんか?

小学校6年間で習う漢字は全部で1026字。学年ごとに習う漢字の数も内容も異なり、それぞれに学習のポイントがあります。

この記事では、小学生が習う漢字を学年別に一覧でご紹介するとともに、効率的な学習法や苦手克服のコツ、おすすめの教材まで詳しく解説します。お子さんの漢字学習をサポートしたい保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

  1. 【最新版】小学生が6年間で習う漢字1026字!学年別一覧と学習指導要領の全貌
    1. 小学校で習う漢字の総数と改訂の背景
    2. 小学1年生が習う漢字80字一覧
    3. 小学2年生が習う漢字160字一覧
    4. 小学3年生が習う漢字200字一覧
    5. 小学4年生が習う漢字202字一覧
    6. 小学5年生が習う漢字193字一覧
    7. 小学6年生が習う漢字191字一覧
    8. 旧指導要領との習得漢字数の比較
  2. 【保護者必見】「丸暗記」から卒業!漢字を定着させる効率的な学習のコツと苦手克服法
    1. 漢字の読み書きを定着させる基礎学習法
    2. 漢字学習で重視すべき「書き順」の基本ルール
    3. 漢字を効率よく覚えるための部首や成り立ちの活用
    4. 小学生が漢字を苦手になってしまう3つの原因
    5. 「とめ・はね・はらい」の曖昧さを克服する練習法
    6. 小テストはできても長期記憶に残らない子への対策
  3. 漢字学習を加速させる!おすすめ教材・ツールと漢検活用ガイド
    1. 楽しく学べる人気漢字ドリル・アプリの紹介
    2. 小学生におすすめの漢字辞典の選び方
    3. 漢字プリントを自作できる無料ツールの紹介
    4. 漢字検定(漢検)にチャレンジするメリット
    5. 小学生に最適な漢検の級数と受検方法
  4. まとめ:小学生の漢字学習に関するQ&A
    1. 記事の重要ポイント再確認
    2. 漢字学習を始める最適なタイミング
    3. 保護者ができる家庭での効果的なサポート方法

【最新版】小学生が6年間で習う漢字1026字!学年別一覧と学習指導要領の全貌

小学校で習う漢字は、文部科学省の学習指導要領で学年ごとに定められています。ここでは、各学年で習う漢字の総数と具体的な漢字一覧をご紹介します。

小学校で習う漢字の総数と改訂の背景

現在の学習指導要領では、小学校6年間で習う漢字は全1026字と定められています。これらは「学年別漢字配当表」として学年ごとに振り分けられており、計画的に学習できる仕組みになっています。

2020年度から実施された新学習指導要領では、一部の漢字の配当学年が変更されました。例えば「都道府県」に関する漢字が4年生に集約されるなど、実生活での使用頻度を考慮した配置となっています。

この改訂により、子どもたちがより実用的な漢字を適切なタイミングで学べるようになりました。

小学1年生が習う漢字80字一覧

1年生では、最も基本的な漢字80字を学習します。日常生活でよく使う身近な言葉が中心です。

以下が1年生で習う漢字の一覧です。

分類 漢字
数字 一 二 三 四 五 六 七 八 九 十 百 千
時間・方向 日 月 火 水 木 金 土 年 上 下 左 右 中
自然・生物 山 川 石 竹 花 草 犬 虫 貝 雨 天 気
人・体 人 子 女 男 王 名 手 足 目 耳 口 力
色・形 赤 青 白 色 大 小 円 玉
動作・状態 入 出 生 立 見 聞 言 休 先 早 空 林 森
その他 村 町 字 学 校 本 文 正 糸 音 車 田 土 夕

1年生の漢字は画数が少なく、形も単純なものが多いため、漢字学習の基礎を築く重要な時期です。

小学2年生が習う漢字160字一覧

2年生では、1年生の2倍となる160字を学習します。生活の幅が広がることに合わせて、より多様な漢字が登場します。

主な分類 代表的な漢字例
時間・季節 春 夏 秋 冬 朝 昼 夜 今 午 前 後 毎 週 時 分
場所・建物 家 店 門 室 園 場 池 里 台 谷 戸 野 原 寺 社
動作 走 歩 止 作 教 読 書 話 思 考 答 知 切 引 当
自然・天気 風 雪 雲 晴 光 星 海 岩 線 波 羽 鳥 馬 牛 魚
人・家族 父 母 兄 弟 姉 妹 親 友 体 心 声 顔 首 自 元
数量・単位 半 万 長 高 太 細 多 少 強 弱 番 点 丸 直 角
生活 食 肉 米 茶 紙 絵 電 話 記 帰 来 行 用 買 売
その他 国 内 外 公 広 市 区 東 西 南 北 京 汽 船 組

2年生では、日常生活や簡単な文章で使う基本的な漢字が多く含まれています。熟語として使われる漢字も増えてきます。

小学3年生が習う漢字200字一覧

3年生では200字を学習し、小学校全体で最も多い漢字数となります。理科や社会科の学習内容に関連する漢字も登場します。

主な分野 代表的な漢字例
社会・地理 県 都 府 島 橋 港 駅 鉄 道 路 坂 宮 局 銀 配
理科・自然 葉 根 実 植 豆 麦 油 温 寒 暑 湖 陽 面 球 等
動作・状態 登 進 発 飲 送 追 受 取 指 持 返 育 拾 打 投
感情・思考 決 注 意 感 想 相 談 問 題 調 研 究 守 打 苦
数量・程度 表 式 定 所 全 部 級 係 倍 予 重 軽 深 浅 整
時間・順序 次 始 終 初 速 遅 期 集 開 化 変 等 様 者 物
人・仕事 医 院 病 役 委 員 商 業 農 漁 服 着 箱 荷 皮
その他 主 由 真 安 悪 美 悲 遊 運 動 横 転 歯 鼻 血

3年生からは抽象的な概念を表す漢字や、教科学習に必要な漢字が増えてきます。画数も多くなるため、丁寧な書き順の習得が重要です。

小学4年生が習う漢字202字一覧

4年生では202字を学習します。2020年の改訂で都道府県に関する漢字が4年生に集約され、実用性が高まりました。

主な分野 代表的な漢字例
都道府県 茨 栃 埼 奈 梨 阪 岡 静 岐 熊 阜 井 沖 栗 群
社会・歴史 歴 史 士 氏 民 産 徳 紀 残 議 信 札 類 例 順
理科 加 器 機 験 良 熱 冷 固 液 型 材 的 積 単 関
数量・計算 算 数 量 約 億 兆 底 位 差 積 求 商 帯 努 包
動作・変化 続 連 結 付 加 改 参 協 約 束 折 例 賞 標 功
状態・様子 静 清 浅 静 健 康 快 不 利 害 望 省 覧 察 観
人・社会 老 若 児 孫 夫 婦 仲 努 借 貸 兵 共 軍 英 選
その他 飛 航 便 貨 輪 置 散 節 祝 祭 願 季 課 未 末

4年生では、社会科や理科で使われる専門的な漢字が多く登場します。画数が多く複雑な漢字も増えるため、部首の理解が役立ちます。

小学5年生が習う漢字193字一覧

5年生では193字を学習します。抽象的な概念や、より高度な内容を表す漢字が中心です。

主な分野 代表的な漢字例
政治・経済 政 治 経 済 貿 易 税 財 領 統 支 職 資 額 価
産業・技術 工 営 技 術 製 造 織 燃 鉱 採 豊 富 管 導 備
社会・制度 法 条 規 則 制 限 許 可 罪 犯 防 禁 護 権 賀
抽象概念 因 基 故 義 務 仮 証 条 設 格 価 評 態 能 可
自然・環境 境 環 状 態 移 減 増 圧 張 複 往 復 過 則 率
動作・活動 提 報 告 示 講 演 述 志 修 導 築 編 著 河 興
状態・性質 久 永 厚 確 豊 慣 個 常 独 似 比 易 難 余 臨
その他 夢 迷 混 妻 刊 墓 招 留 賛 否 過 幹 批 逆 張

5年生からは、ニュースや新聞でよく見る漢字、論理的な文章で使われる漢字が増えます。熟語としての使い方も重要になります。

小学6年生が習う漢字191字一覧

6年生では191字を学習し、小学校で習う漢字の総仕上げとなります。中学校の学習につながる重要な漢字が含まれています。

主な分野 代表的な漢字例
政治・国際 憲 法 党 私 専 蔵 警 郵 担 将 閣 宗 般 幕 忠
歴史・文化 聖 宝 創 源 唐 奏 劇 激 簡 策 銭 宣 誕 展 延
科学・論理 論 討 視 認 識 否 筋 段 推 測 仁 系 干 刻 除
抽象・心情 尊 厳 忘 困 誠 我 至 裏 純 探 善 宇 奮 尺 就
動作・変化 降 揮 創 閉 吸 洗 看 収 枚 拡 担 停 捨 探 揮
状態・様子 密 針 穴 泉 乳 湿 寸 垂 腹 背 臓 胸 肺 脳 筋
自然・生物 宙 射 砂 砂 卵 処 班 昼 骨 窓 机 座 片 値 株
その他 郷 郡 若 模 暮 誌 賃 盛 諸 樹 磁 誌 舌 銃 派

6年生では、中学校の学習や日常生活で必要となる漢字を総合的に学びます。抽象度の高い漢字も多く、文脈での使い方の理解が重要です。

旧指導要領との習得漢字数の比較

2020年度実施の新学習指導要領では、総漢字数は1026字のまま変わりませんが、20字の配当学年が変更されました。

変更内容 対象漢字
4年生に変更(都道府県関連) 茨 媛 岡 潟 岐 熊 香 佐 埼 崎 滋 鹿 縄 井 沖 栃 奈 梨 阪 阜

この変更により、4年生で都道府県名を学習する社会科の内容と漢字学習が同期し、より効率的な学習が可能になりました。

旧指導要領では5年生や6年生で習っていたこれらの漢字を、4年生で学ぶことで、地理学習がスムーズに進められるようになっています。

【保護者必見】「丸暗記」から卒業!漢字を定着させる効率的な学習のコツと苦手克服法

漢字学習は単なる暗記作業ではありません。ここでは、理解を深めながら効率的に漢字を習得する方法と、つまずきやすいポイントの克服法をご紹介します。

漢字の読み書きを定着させる基礎学習法

漢字を確実に定着させるには、反復練習と日常生活での活用の両方が必要です。ただし、機械的な繰り返しだけでは長期記憶に残りません。

効果的な基礎学習法は以下の通りです。

  • 新しい漢字は「読み→意味→書き」の順で学習する
  • 1日5〜10字を目安に、少量ずつ確実に覚える
  • 学習した漢字を使って短い文を作る練習をする
  • 声に出して読みながら書くことで、視覚と聴覚を同時に活用する
  • 間違えた漢字は専用ノートにまとめ、定期的に復習する

特に重要なのは、習った漢字を実際に使う機会を作ることです。日記や作文で積極的に使ったり、家族への手紙を書いたりすることで、記憶が定着しやすくなります。

また、一度に多くの漢字を詰め込むより、毎日少しずつコツコツと続ける方が効果的です。15分程度の短時間学習を習慣化することをおすすめします。

漢字学習で重視すべき「書き順」の基本ルール

正しい書き順は、きれいな文字を書くための基礎となります。また、書き順を守ることで漢字の構造が理解しやすくなり、覚えやすさにもつながります。

書き順の基本ルールは以下の通りです。

  1. 上から下へ:「三」「言」など、上の画から順に書く
  2. 左から右へ:「川」「州」など、左の画から順に書く
  3. 横画が先、縦画があと:「十」「土」など、横線を先に書く
  4. 中心から外側へ:「小」「水」など、中央の画から始める
  5. 貫く画は最後:「中」「書」など、縦に貫く画は最後に書く
  6. 囲む画は後:「国」「田」など、囲む部分は内側を書いてから閉じる

書き順を間違えて覚えてしまうと、後から修正するのが難しくなります。新しい漢字を学ぶときは、最初から正しい書き順を確認する習慣をつけましょう。

書き順アプリや動画教材を活用すると、視覚的に理解しやすくなります。

漢字を効率よく覚えるための部首や成り立ちの活用

漢字は、部首や偏・旁などのパーツの組み合わせでできています。これらの構成要素の意味や役割を理解すると、丸暗記に頼らず効率的に覚えられます。

部首を活用した学習法のポイントは以下の通りです。

  • さんずい(氵):水に関係する漢字(海、池、河など)
  • きへん(木):木や植物に関係する漢字(林、森、桜など)
  • にんべん(亻):人に関係する漢字(休、体、仲など)
  • ごんべん(言):言葉に関係する漢字(話、語、読など)
  • てへん(扌):手の動作に関係する漢字(持、打、投など)

また、漢字の成り立ちには「象形文字」「指事文字」「会意文字」「形声文字」の4種類があります。成り立ちを知ることで、漢字の意味や形が覚えやすくなります。

例えば「明」は「日」と「月」を組み合わせた会意文字で「明るい」を表します。こうしたストーリーとして理解することで、単なる記号ではなく意味のある文字として記憶に残ります。

小学生が漢字を苦手になってしまう3つの原因

多くの小学生が漢字につまずく背景には、共通する原因があります。原因を理解することで、適切な対策を立てることができます。

原因1:書き順や字形を正確に覚えていない

最初に間違った書き方で覚えてしまうと、テストで減点されたり、自信を失ったりする原因になります。特に「右」と「左」のように似た漢字を混同しやすい時期は要注意です。

原因2:漢字の意味を理解せず、形だけ暗記している

意味を理解せずに書くだけの練習を繰り返すと、テストのときに思い出せなくなります。また、文章の中で正しく使えないという問題も生じます。

原因3:復習のタイミングが適切でない

人間の記憶は時間とともに薄れていきます。習ってすぐは覚えていても、復習しないと忘れてしまうのは自然なことです。定期的な復習の仕組みがないと、せっかく覚えた漢字も忘れてしまいます。

これらの原因を踏まえて、次の項目では具体的な対策方法をご紹介します。

「とめ・はね・はらい」の曖昧さを克服する練習法

2016年に文化審議会が「とめ・はね・はらい」について一定の許容範囲を示しましたが、テストでは依然として正確さが求められる場合があります。

「とめ・はね・はらい」を正確に書くための練習法は以下の通りです。

  • なぞり書き教材を使い、お手本の筆の動きを体で覚える
  • ゆっくり丁寧に書く練習から始め、スピードは後から上げる
  • 鉛筆の持ち方と筆圧を確認する(強すぎず弱すぎず)
  • 拡大したお手本で細部まで観察する習慣をつける
  • 自分で書いた字とお手本を見比べ、違いを認識する

特に低学年のうちは、スピードより正確さを重視しましょう。正しい書き方が身につけば、自然とスピードもついてきます。

また、間違いを指摘するだけでなく、「ここのはらいが上手になったね」など、できている部分を具体的にほめることで、子どものモチベーションが上がります。

小テストはできても長期記憶に残らない子への対策

「テスト前日に覚えて当日は書けるのに、1週間後には忘れている」というケースはよくあります。これは短期記憶に頼った学習の典型例です。

長期記憶に定着させるための対策は以下の通りです。

  1. 分散学習を取り入れる:習った翌日、3日後、1週間後、1ヶ月後と間隔を空けて復習する
  2. アウトプットの機会を増やす:読むだけでなく、書く・使う・説明するなど多様な方法で活用する
  3. 関連づけて覚える:単独の漢字ではなく、熟語や文章の中で覚える
  4. クイズ形式で楽しく復習:家族でクイズを出し合うなど、ゲーム感覚で取り組む
  5. 漢字日記をつける:習った漢字を使って短い日記を書く習慣をつける

特に「エビングハウスの忘却曲線」によれば、学習後24時間以内に復習すると記憶の定着率が大きく向上します。習った日の夜や翌朝に軽く見直すだけでも効果的です。

また、複数の感覚を使うことも重要です。目で見る、手で書く、声に出す、耳で聞くなど、多くの感覚を使うほど記憶に残りやすくなります。

漢字学習を加速させる!おすすめ教材・ツールと漢検活用ガイド

効果的な教材やツールを活用することで、漢字学習はもっと楽しく効率的になります。ここでは、多くの保護者や教育関係者から支持されている教材やサービスをご紹介します。

楽しく学べる人気漢字ドリル・アプリの紹介

現在は紙のドリルだけでなく、デジタル教材も充実しています。お子さんの学習スタイルに合わせて選びましょう。

紙のドリル

  • 「うんこ漢字ドリル」:ユーモラスな例文で楽しく学べる、小学生に大人気のシリーズ
  • 「となえて覚える漢字の本」:書き順を唱え言葉で覚える、定番の教材
  • 「漢字検定対応ドリル」:級別に体系的に学習でき、漢検受験にも対応
  • 「5分間漢字ドリル」:短時間集中型で、毎日の習慣づけに最適

学習アプリ

  • 「漢字検定・漢検漢字トレーニング」:級別の学習と模擬試験ができる無料アプリ
  • 「小学生手書き漢字ドリル」:書き順チェック機能付きで正しく学べる
  • 「楽しい!小学校6年生漢字」:ゲーム感覚で学年別に学習できる
  • 「タッチで漢字!」:なぞり書きでインタラクティブに学べる

アプリの利点は、即座に正誤判定が出ることと、繰り返し練習しても飽きにくい工夫がされていることです。ただし、使用時間を決めるなど、バランスを取ることも大切です。

小学生におすすめの漢字辞典の選び方

漢字辞典は、わからない漢字を調べるだけでなく、漢字への興味を広げるツールにもなります。小学生向けの漢字辞典を選ぶポイントは以下の通りです。

  • 総ルビ(全ての漢字にふりがな)が振ってあるもの:低学年でも自力で調べられる
  • イラストや図解が豊富:視覚的に理解しやすく、興味を引きやすい
  • 部首索引・音訓索引・総画索引が使いやすい:複数の調べ方ができると便利
  • 用例が豊富:熟語や短文の例が多いと、使い方まで理解できる
  • 学習指導要領に対応:学年別の漢字が明示されていると学習計画が立てやすい

人気の小学生向け漢字辞典には、「例解学習漢字辞典」(小学館)、「小学漢字辞典」(光村教育図書)、「チャレンジ小学漢字辞典」(ベネッセ)などがあります。

可能であれば、書店で実際に手に取り、お子さんに見やすいと感じるものを選ぶことをおすすめします。辞典は長く使うものなので、本人が気に入ることが継続につながります。

漢字プリントを自作できる無料ツールの紹介

市販のドリルだけでなく、お子さんの苦手な漢字に特化したプリントを作ることで、より効率的な学習ができます。無料で使える便利なツールをご紹介します。

  • 「ちびむすドリル」:学年別・分野別の漢字プリントが無料でダウンロードできる総合学習サイト
  • 「漢字プリントメーカー」:自分で選んだ漢字のプリントを簡単に作成できるツール
  • 「漢字ドリルのジャッカ」:学年や習熟度に合わせたプリントを自動生成できる
  • 「プリントキッズ」:なぞり練習や書き順プリントが充実している

これらのツールを活用すれば、苦手な漢字だけを集中的に練習したり、復習用のテストを作ったりできます。間違えた漢字リストを作って、それをもとにオリジナルプリントを作るのもおすすめです。

プリント学習は、デジタル教材とは違い、実際に紙に書く練習ができるため、テストでの書く力が身につきます。両方をバランスよく活用しましょう。

漢字検定(漢検)にチャレンジするメリット

漢字検定(漢検)は、年間200万人以上が受検する日本最大級の検定試験です。小学生が漢検にチャレンジすることには、多くのメリットがあります。

  • 明確な目標ができる:級という具体的な目標があると、学習意欲が高まる
  • 達成感と自信が得られる:合格証書は子どもにとって大きな自信になる
  • 学習の定着度が測れる:客観的に自分の漢字力を知ることができる
  • 漢字への興味が広がる:級が上がるごとに、より高度な漢字に挑戦したくなる
  • 中学受験や内申にも有利:漢検の級は学習意欲の証明として評価される場合がある

特に「目標がないとなかなか勉強しない」というお子さんには、漢検は効果的なモチベーションになります。合格という成功体験は、他の学習にも良い影響を与えます。

また、漢検は年3回実施されており、団体受検・個人受検・インターネット受検など、受検方法も選べるため、都合に合わせて計画を立てられます。

小学生に最適な漢検の級数と受検方法

漢検は10級から1級まであり、小学生向けは10級〜5級が目安です。学年に応じた級の目安は以下の通りです。

対象漢字数 目安学年 学習内容
10級 80字 小学1年生修了程度 小学1年生で習う漢字
9級 240字 小学2年生修了程度 小学2年生までの漢字
8級 440字 小学3年生修了程度 小学3年生までの漢字
7級 642字 小学4年生修了程度 小学4年生までの漢字
6級 835字 小学5年生修了程度 小学5年生までの漢字
5級 1026字 小学6年生修了程度 小学校で習う全ての漢字

初めて受検する場合は、現在の学年より1つ下の級から始めるのがおすすめです。合格の成功体験を積むことで、次の級へのモチベーションが高まります。

受検方法

  • 個人受検:公開会場で年3回(6月・10月・2月)実施、約1ヶ月前までに申し込み
  • 団体受検:学校や塾が準会場となり実施、人数が集まれば受検可能
  • 漢検CBT受検:コンピューターで受検、年中ほぼ毎日受検可能(会場により異なる)

受検料は級によって異なり、10級〜8級は1,500円、7級〜5級は2,500円程度です。詳細は日本漢字能力検定協会の公式サイトで確認できます。

まとめ:小学生の漢字学習に関するQ&A

ここまでご紹介した内容を踏まえ、よくある質問にお答えします。小学生の漢字学習をサポートする際の参考にしてください。

記事の重要ポイント再確認

この記事でお伝えした重要なポイントを改めて確認しましょう。

  • 小学校6年間で習う漢字は全1026字、学年ごとに配当が決まっている
  • 2020年の改訂で都道府県の漢字が4年生に集約され、実用性が向上した
  • 丸暗記ではなく、意味や部首、成り立ちを理解することが効率的な学習につながる
  • 正しい書き順を最初から身につけることが、美しい文字と記憶定着の基礎になる
  • 短期記憶に頼らず、分散学習と反復復習で長期記憶に定着させる
  • 紙のドリル、アプリ、辞典、プリントなど、多様な教材を組み合わせて活用する
  • 漢字検定は明確な目標設定と達成感を得られる有効な手段

漢字学習は一朝一夕には完成しませんが、正しい方法で継続すれば、確実に力がついていきます。焦らず、お子さんのペースに合わせて進めることが大切です。

漢字学習を始める最適なタイミング

Q:漢字の先取り学習は必要ですか?いつから始めるべきでしょうか?

A:漢字の先取り学習は必須ではありませんが、お子さんが興味を示しているなら、無理のない範囲で始めてもよいでしょう。就学前から自分の名前や身近な漢字に触れることは、漢字への抵抗感を減らす効果があります。

ただし、先取りより復習を重視することをおすすめします。学校で習った漢字を確実に定着させることの方が、長期的には重要です。

漢字学習の開始タイミングの目安は以下の通りです。

  • 就学前(年長):自分の名前や数字など、生活に身近な漢字を遊びの中で紹介
  • 小学1年生:学校の進度に合わせて、習った漢字の復習を中心に
  • 小学3年生以降:学習習慣が確立したら、興味に応じて先取り学習も可能

何より大切なのは、漢字を「楽しいもの」「面白いもの」と感じられる環境を作ることです。無理強いは逆効果になるので注意しましょう。

保護者ができる家庭での効果的なサポート方法

Q:漢字が苦手な子どもに、親はどうサポートすればよいですか?

A:保護者のサポートは、子どもの漢字学習に大きな影響を与えます。以下のポイントを意識してサポートしましょう。

1. 学習環境を整える

  • 静かで集中できる学習スペースを確保する
  • 良い姿勢で書ける机と椅子の高さに調整する
  • 照明を明るくし、目が疲れにくい環境を作る

2. ポジティブな声かけを心がける

  • 間違いを責めるのではなく、チャレンジしたことを褒める
  • 「ここのはらいが上手になったね」など具体的に褒める
  • 他の子と比較せず、過去の本人と比べて成長を認める

3. 一緒に学ぶ姿勢を見せる

  • 「この漢字、お母さんも書き順あやふやだな」と一緒に調べる
  • 日常生活で見つけた漢字を話題にする
  • 漢字クイズを出し合って、遊び感覚で学ぶ

4. 適切な学習量を見極める

  • 疲れているときは無理をさせない
  • 集中力が続く15〜20分を目安に、短時間学習を習慣化
  • 苦手な漢字は2〜3字ずつなど、少量を確実に覚える

保護者が「漢字は大切」「漢字は面白い」という態度を示すことが、子どもの学習意欲に直結します。完璧を求めすぎず、できたことを認める姿勢が、長期的な学習習慣につながります。

漢字学習は長い道のりですが、この記事でご紹介した方法を参考に、お子さんに合ったやり方を見つけて、楽しみながら取り組んでください。